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2009年11月 9日 (月)

リコーダーの魅力

リコーダーの魅力 古楽器を聴くシリーズ 要予約
12/12(土) 1st. 10:30開場 11:00開演
            2nd. 14:30開場 15:00開演
お飲物つきで、1,000円
Srec
リコーダーは、18世紀バロック時代に、ヨーロッパで全盛期を迎え、その後衰退し、20世紀に入ってから復活した楽器です。数あるリコーダー曲の中から、フランス、ドイツの無伴奏デュエットと、通奏低音付きソロをお聴きいただきます。また、耳慣れた日本の曲なども演奏します。

出演者紹介
梶原弘子(使用楽器:リコーダー、ヴォイスフルート)
信愛学園高等学校(現在の浜松学芸高等学校)、国立音楽大学楽理科卒業。
リコーダーを本村睦幸氏に師事。
チェンバロを岡田龍之介、辰巳美納子、上尾直樹の各氏に師事。
長岡室内合唱団とのチェンバロコンチェルトの共演や、ソロ、通奏低音などの演奏活動を行っている。
18世紀アンサンブル浜松メンバー。
田中伸代(使用楽器:リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
高校在学中より、地元リコーダーアンサンブルに所属。
ヴィオラ・ダ・ガンバを長谷川敦子氏に師事。
18世紀アンサンブル浜松、浜名リコーダーアンサンブルメンバー。
日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会会員。

梶原弘子さんに、教えていただきました。
* リコーダーの楽器としての音色のすばらしさは?
>リコーダーはしばしば、愛の場面や女神、天使が降りてくるところなどの場面で使われているように、透き通った音色が特徴的です。また2重奏や3重奏でハーモニーが溶け合った時はとても心地よいです。
>今のような穴の構成のものの現存する最古のものは15世紀のものだそうです。北イタリアでは16世紀のものがたくさん発見されたそうです。全盛期は15世紀から18世紀末くらいですが、教会や貴族の財産目録に残っていたり、絵画に描かれています。
* 奏者は職業として独立していた?
>管楽器奏者はたいてい、フルートや、オーボエやリコーダーが吹けました。現代のオーケストラのように専門化していませんでした。そして、職業音楽家は宮廷や教会に属してそこから収入を得ることが普通でした。地位も低く、使用人の身分でした。もちろん、中には王様にとても気に入られて、権力を持った人もいましたが。
*他の楽器と合奏する上での制約?
>1600年位までは、リコーダーだけの、ソプラノ、アルト、テノール、バスのコンソートという形で合奏することが多かったようです。
>1600年位からリュートやチェンバロなどの和音楽器やヴィオラ・ダ・ガンバやチェロなどの低音楽器と一緒に合奏することや、室内オーケストラ(全部で7,8人くらいの)とのコンチェルト、たまにオペラや、カンタータなどの中で演奏されました。出版された楽譜はソロソナタが多いようです。有名なバッハやヘンデル、ヴィヴァルディをはじめとしてたくさんの作曲家がリコーダーのために作曲しました。
* 聞いていたのはどのような階層の人? 家族で? 人数は?
>出版された楽譜を買ったのは、貴族、富裕な商人などだったと聞いています。家族や友人の集まりで、演奏を披露したのでしょうね。ただし、趣味のレベルをはるかに上回った腕前だったようです。  
>カンタータのような教会で演奏されるときは庶民の人たちも聴くことができたのかもし知れません。
* 屋外もあり? 広場? 庭園?
>金管楽器は厩に所属していたそうです。職業の管楽器奏者はそういうところで練習したのかもしれませんね。教会の庭でリコーダーを通行人に聴かせていたというカリヨン奏者あるいは墓守もいたそうです。
* お酒を飲みながら、お茶を飲みながら、かしこまって?
>非公式の集まりは当然お酒もお茶も出るでしょうし、かしこまって音楽を聴くという発想はヨーロッパにはあまりないかも。話は飛びますが、私のリコーダーの先生が今ヨーロッパを旅行していて、リトアニアの大使館で演奏したとブログに書いていました。その写真を見ると、フロアで、50人くらいで聴いていて、いい雰囲気でした。こんな感じで昔も演奏されたのではないだろうかと思いました。
* プログラムは?入場料はとった?
>プログラムが残っている事はあまり多くないようです。サロンなどの時などは貴族が職業音楽家に払うし、宮廷音楽家などは1ヶ月いくらで支払われるので、今のように一回の演奏でいくら払うということはあまりなかったのではないかと思います。
>
>1900年代の初め頃にリコーダーが復活して以来、教育楽器というイメージが強く、簡単に音が出る楽器で、そこがいいところなのですが、奥の深い聴いても楽しい楽器だということを伝えられるいいと思っています。

---------------------
当日湖風は、教会になるか、宮廷になるか、はたまた・・・。
どうぞ、平服でお出で下さいませ。

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